うわの空病

ヲタクがこねくりまわすブログ

ジワるDAYS、超・指原莉乃当て書き曲だった説

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AKB48の最新シングル『ジワるDAYS』、いい曲だよね。

でも、AKB感満載のいい曲なんだけど、指原さんの卒業シングルにしては秋元康らしさがないなというのが歌詞に対する感想でした。メンバーに対する当て書きが何よりの特徴のはずの秋元康、あれだけ手塩にかけたというか実力を認めていたというかワシが育てたというか、そんな指原さんの卒業シングルのわりに、全くDear 指原莉乃らしさのある曲じゃないなと。確かに誰かの卒業シングルにはうってつけではあるんだけど、「これ、指原さんじゃなくてもよくない?」ってなる。だから、「秋元康、指原さんに対するプロデュース欲なくなったのかな?」とすら思ってました。

ところが、推しメンの卒業を来月に控えた私は、ある日思いました。これ推しメンの卒業に対する曲として聴くとめっちゃ刺さるかもしれん。

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ヲタクっていうのは(特に過去に推しメンの卒業を見送ったことのあるヲタクは)、推しメンが卒業を現実的に考えている時、何となく察しがちなんじゃないかと思います。具体的に気づいていたわけでなくても、潜在的な感覚として。

そして私は、『ジワるDAYS』は秋元康から指原さんに向けた曲ではないんだと思うようになりました。『ジワるDAYS』は、推しメンが卒業する全てのヲタクたちに向けた普遍的なアイドル卒業ソングなんじゃないかと。元祖アイドルヲタクアイドルである指原さんが、その卒業シングルで、推しメンの卒業を迎える全てのヲタクたちに向けて歌う曲。えっ…ヤバ……。

アイドルヲタクである指原さんのアイデンティティーを最後に秋元康が打ち上げたのが、『ジワるDAYS』なのでは…?

かくして『ジワるDAYS』は、私の中では私と推しメンの曲になりました。推しメンが卒業していくヲタクみんなの曲です。

関係ないけどAKBINGOスタジオライブ版の『ジワるDAYS』、めっちゃ良かったよね(終わり)