ちりがみ

小嶋陽菜さん/AKB48/岩田桃夏ちゃん

目撃者公演について思うことを書き留めるなど

目撃者公演は、私にとって最も思い入れのある劇場公演です。

正直「AKB48のヲタクになった時に推しメンの所属していたチームが上演していた公演」だから、というところが一番大きいです。劇場公演はAKB48(グループ)の中で最も大切で面白くて醍醐味といえる文化であり、そして私は推しが在籍していた時代のほとんどを「ただ推しを追っていただけ」のヲタクなので、本当に、ヲタクになった瞬間に推しメンがやっていた公演というのは特別なのです。

更に付加要素も。秋元康が新公演を書かないため(本当にこれが駄目)、もう何年も48グループは昔の劇場公演をかわるがわるリバイバル上演し続けている状態なわけですが、目撃者公演というのは2012年の高橋チームA千秋楽以降、どこのチームも再上演していないという事情*1があり、オリジナルチームによる公演を“伝説”のように思う気持ちが高められていったのです。

それだけオリジナルチームの目撃者公演が素晴らしかったということなのですが、しかしながら、AKB48は時代を超えて流れていくアイドルグループです。

「当時のAKB48」だけをずっと好きでいる分には「あの頃の目撃者公演は本当に良かったね」という気持ち以外持たずとも支障がないわけですが、「今現在のAKB48」もずっと好きでいる気持ちがあるならば、やはり時代の流れに乗っかる必要があるのではないかと思うわけです。(だからと言って過去の思い出を捨てる必要もありませんが)

そして岡部チームAからすれば、2010年に作られた劇場公演を2018年に「新チームの船出」として上演することになります。前述の通り、オリジナル公演への思い入れをこじらせたヲタクがついているセットリストです。そのまま同じように上演したところでオリジナル公演と比べられることは必至です。もちろんオリジナル公演に真正面から勝負を挑んで「超える」ことも一つ方法としてあると思います。でも、過去にこだわるよりも、新しい「2018年の目撃者公演」を追い求める方がAKB48のフラッグシップチームであるチームAがとるべき姿勢なのではないかと思います。歴史はAKB48の持つ最大の武器ですが、そろそろ歴史以外にも魅力のある武器、リアルタイムのAKB48という武器を盛大に見せつけてほしいのです。

ここまで長々と書きましたが、自分がどの立場から誰に向かって語っているのか、自分でも分かってません。でもヲタクってそういうもんじゃない?(開き直り)

ただ、「こんな○○では目撃者公演の良さが出ない」と言っているオリジナル目撃者公演が好きなヲタクをちらほら見つけて、「その『目撃者公演の良さ』っていうのは“2010年の目撃者公演の良さ”であって、2018年の目撃者公演をその型にはめる必要は必ずしもないんじゃないすか?」と思ったわけです。オリジナルの目撃者公演の良さや思い出を、2018年の目撃者公演は否定しません。オリジナルにはオリジナルの良さがあり、2018年の目撃者公演は2018年の目撃者公演としての良さをこれから磨いていくのだと思います。

そして何より大事なのは歴史に対するリスペクトの気持ちだと私は思っていて、2018年の目撃者公演にオリジナル公演へのリスペクトがあるかどうかは公演を見れば分かります。

オリジナル公演が好きで大切で仕方なくてずっとしまっておきたい気持ちは私も分かるのですが(事実ついこの前まで自分がそうだったので)、岡部チームAならば、そんな人たちの気持ちを変えてしまうくらい、「こっちの目撃者はこっちの目撃者として良いね」となるくらいパワーのある2018年の目撃者公演が出来るのではないかと私は夢見ているわけです。少なくとも初日公演には、そんな夢を見られるほどのパワーがありました。

まぁでも全ては「新公演が出来ないから」という理由に帰結するもので、ちょっと康ー!早く新公演書きなさいよー!!!

*1:チームNが目撃者17曲中1曲削除、5曲差し替えの改変公演を上演している。